ブラタモリの本が読んでて楽しいので、おすすめ。感想まとめ

ブラタモリがおもしろいですね。

どこがおもしろいのかといえば、地学的に日本を紹介しているところです。

 

グルメとか、観光地とか、歴史とか、いろいろな視点がありますが、

地学という視点から見ると、新しい発見があります。

 

テレビの方も良いのですが、じっくり読める本もいいです。

ということで、ブラタモリをまとめて紹介していきます。

 

他の巻の感想もどんどん追加していく予定です。

ブラタモリ4 松江 出雲 軽井沢 博多・福岡

松江も出雲もいいですねー、また行きたいです。

国宝の松江城はこじんまりとしていますが、

天守閣が現存している点で、価値があるなーと思います。

 

やっぱり、松江城の辺りは埋立地だったんだなってわかりました。

江戸時代は埋め立て地を作りまくって、田んぼや都市を作ったんですね。

鎖国で平和な世の中だからこそ、できた偉業のような気もします。

 

軽井沢も同様に、江戸時代の開拓・整備が元になってるなと。

避暑地・観光地としての軽井沢もまた面白い見どころです。

いわば、人間によって計画された土地なんだなってわかります。

 

博多・福岡は九州北部なので、昔からの土地なのですが、

やっぱり、このあたりもじゃんじゃん埋め立てしていますね。

このあたりでちょっと前に道路の陥没事故があったような気もします。

 

埋め立て地が多いことは、平地が多くて、

商業とかに向くっていうのはわかりますが、

逆に言うと、地震や津波や高潮の被害も大きい可能性がありますよね。

そのあたりのことも頭に入れておく必要がありますね。

ブラタモリ6 松山道後温泉 沖縄 熊本

松山、沖縄、熊本、これらの都市にはお城があります。

松山城と首里城には行ったことがあるのですが、

熊本城は行ったことないんですよね、その矢先に大地震。

 

キン肉マンマリポーサがお金を寄付したという熊本城、

一度、行ってみたいんですよね、天守閣の地下にあるそうです。

というか、お城巡りも私の趣味です、100名城行きたいです。

 

ブラタモリを読んでいると、地域地域の個性があるなと。

土地とかが違うので、それを活かして、特産品が変わってきます。

 

土地もそうですけど、人も活かしていくほうがいいですよね。

そういうふうにしたほうが活力が生まれてきます。

 

ブラタモリを読んでから、その場所に行ってみると、

新しい見方ができ、新しい発見ができると思います。

 

ただ観光地を巡る旅に飽きた人にはオススメの本ですね。

ただし、地学や地理系の旅になるので、

かなり難易度の高い旅になるような気がしますね。

 

学芸員の人とか同行してもらえないでしょうし。(笑)

タモリだからこそ、成り立っている企画ですね。

ブラタモリ9 平泉 新潟 佐渡 広島 宮島

平泉、佐渡、広島、宮島は観光地で有名な場所なのですが、

新潟が入っているのは、ブラタモリならではの、しぶい選択ですね。

 

個人的には、新潟が一番面白かったです。

というのは、新潟は観光地じゃないからこそ、

私はよく知らなかったので、その分、新鮮な感覚でした。

 

平泉と佐渡は、金、ゴールドの産出地ですね。

黄金の国ジパングは、まさにこの地から生まれたのかもしれません。

銀も戦国時代とかよく産出していたので、この頃の日本は資源国ですね。

 

日本には資源がないとかいわれたりしますが、

実は発想を変えてみたり、利用方法を考えてみたりすると、

新たな資源国になるんじゃないかなとかも思ったりしました。

ブラタモリ10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大阪城 知床

富士山って、何度も噴火してるんですよね。

貞観噴火と宝永噴火の2回が歴史的に有名です。

864年の平安時代と1707年の江戸時代です。

そして、今でも生きている活火山です。

 

で、その時に噴火して、溶岩もどろどろ流れたわけで。

富士の樹海というのは、その溶岩が流れたときの名残なんですよね。

そのことが詳しく書かれていて、勉強になりました。

富士の風穴とかって、ボンペイみたいに観光資源になるような気もしました。

 

あとは、大阪、大阪城の話なのですが、

天下を取った為政者っていうのは、民衆のことをよく考えてますね。

街を発展させることも重要だし、民心を落ち着かせるのも重要です。

 

ブラタモリの地学的に歴史を見るスタイルは新鮮な見方です。

歴史が始まる前に、土地はすでに始まっているのだから、

土地があってからこそ、歴史が始まるのだから、

そういう発展の歴史を眺めるのはおもしろいなぁ、と思います。

 

あとは、知床の話があるのですけど、

世界遺産ですし、一度は行ってみたい場所ですね。

釧路湿原とかも、できれば、寒くない時期に行ってみたいですね。

ブラタモリ12 別府 神戸 奄美

ブラタモリのテーマって、日本の地学ですね。

それに付随して、歴史や文化や地理などの紹介の気がします。

 

タモリさんが博学なので、

この本を読んでいたら、博学になります。

 

観光の本とは違うんですよね。

そういう視点で日本を見るのか、という新しい発見があります。

 

別府は有名な温泉地なのですが、

なぜ別府はたくさんの温泉が湧き出すのか?

そして、どういった経緯で巨大温泉都市になったのか?

そのようなことが書かれていました。

 

次に、神戸は日本屈指の港町なのですが、

どういう環境で神戸は港町になったのか?

そして、どういうふうに国際貿易都市になっていったか?

ということが書かれていました。

 

最後に、奄美大島のところで、ハブが出てきたのですが、

ハブの毒にやられると、足を切り落とさなければならない、

という話があって、ビックリしました。

 

南国のバカンスも気をつけないと大変ですね。

ブラタモリを読んでから、観光に出かけると、

また違った感想をいろいろと持つかもしれません。

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