本のビリギャルと映画のビリギャルを比較して、両方の感想

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ビリギャルとは

ダメな生徒などいないと思うんです。ダメな指導者がいるだけです。

 

ビリギャルとは、学年ビリの金髪ギャルが塾を通じて

難関大学の慶応大学の合格目指して奮闘する物語です。

結果は、慶応大学総合政策学部に合格しました。

 

元々は、storys.jpで投稿されていた話らしいです。

塾講師の坪田信貴氏が著者のノンフィクション小説です。

金髪のビリギャルの本名は小林さやかといいます。

 

ビリギャルが結婚して、名字が変わったのでしょうか。

ビリギャルの旦那さんの名字が小林なんだと思います。

ビリギャルのお母さんの名字は橘なので、元々は橘さやかなのかな?

 

小林さやか&橘こころ 講演会講師インタビュー- 講演会の講演依頼はスピーカーズ.jp - 講演依頼ならSpeakers.jp(スピーカーズ)
「ビリギャル」・小林さやか&橘こころさんの講演会講師インタビューです。講演で伝えているメッセージや夢・目標、教育、コーチング、コミュニケーションなどについての想いを伺いました。

 

学年ビリというだけあって、偏差値30だったらしいです。

一方、慶応大学といえば、私立の最上位大学の一角です。

偏差値70くらいですので、まさに偏差値40の差があります。

 

しかも、1年で偏差値40上げたというところがすごいです。

坪田信貴氏のコーチングの手腕が素晴らしかったのと、

ビリギャル小林さやかの根性と才能がすごかったのでしょうね。

 

あとは、やはり最後は運です。

運が良くないと、結局は駄目なんですよね。

 

運を良くする秘訣は能力を磨き、継続的にがんばり、

素直で前向きな心で一歩一歩進んでいくことです。

 

ただ、この本は大成功の一例であるので、

すべてがすべて成功しているわけではないので、ご注意を。

そもそも坪田信貴氏も不合格を予測していたわけなので。(笑)

 

坪田信貴氏の塾に通っても、期待しすぎるとよくないでしょう。

奇跡とは自分で起こすもので、他人に期待するものでもないです。

ただし、先生という存在は大きいものであるのも事実ですよね。

本のビリギャルの感想

この本、漢字に読み仮名をつけてくれているので、

非常に読みやすいです、小学生でも読めるレベルです。

文庫本もあるので、手軽に読めると思います。

 

その点で言って、幅広い層の人に読みやすいです。

約300ページありますが、文字が大きいのでスラスラ読めます。

なおかつ、著者の坪田信貴氏がわかりやすく書いています。

 

どうやって受験勉強をすればいいのかわかりますし、

坪田信貴氏のコーチングの手法もよくわかります。

概略でざっと受験というものを理解するにはいいですね。

 

受験生の人は、一度読んでみるといいと思います。

いろいろと参考になることがあると思いますよ。

受験って、真剣にやれば、将来、役に立つこともあります。

 

ネタバレですが、どうやって1年で

ビリギャルが偏差値40上げたのかといえば、

英語と歴史と小論文に的を絞った勉強をしたからです。

 

科目数が少なくなればなるほど、力を集中させることができます。

結果、競争相手をごぼう抜きすることができたりするのです。

そして、自分の苦手なことには手を抜くか、無視するのです。

 

この考え方はビジネスでも役に立つ発想だと思います。

選択と集中というのは、弱者の味方になる理論です。

ランチェスターの戦略にもありますよね。

映画のビリギャルの感想

書籍の方をずっと前に読んでいたのですが、アマゾンプライムの方に

映画のビリギャルがあったので、動画を視聴してみましたー。

DVDやブルーレイもあるようなので、そちらもどうぞ。

 

映画の方は、本の方ではなかったような話が

ところどころに挿入されていました。

ちょっといろいろとフィクションが入っている感じですね。

 

私の記憶が飛んでいるだけという可能性もありますが。

映像化されると、あぁ、そういう雰囲気だったのね、

というのが目に見えてわかるところが良かったですね。

 

本にはない、映画の長所ですね。

目に入ってくる情報が多いので、わかりやすいです。

 

もちろん、聖徳太子の話、日本地図の話は原作通りに再現されてました。

ただ、社会の歴史マンガの使用とかは原作に忠実ではなかったですね。

という意味で、ちょっとフィクションがいろいろ入っているようです。

 

さやかちゃんが通学してた高校名とか不明なんですよね。

他にも、塾長の坪田先生の学歴も不明だったりします。(笑)

ビリギャルって、不明なところが多いので、興味が湧きます。

 

私が聞いた噂では、名古屋の私立のお嬢様学校らしいです。

中高一貫の私立高校らしいので、偏差値は高いみたいです。

そういう意味で、本人の才能はあったと思います。

 

映画を見てみて、有村架純がいい演技してますねー。

なんだか、ピッタリと役にハマってる気がします。

ギャルだったのに、どんどん地味な感じになっていく感じがよかったです。

 

お父さんの方がいろいろなところで出てくるのですが、

家庭がすさんでいるなぁ、と思わせるいい演技。

男と女の間にある、理解不能という断絶の溝がよく表現されています。

 

しかし、現実社会でもありがちなんでしょうね。

子供に期待しすぎてしまう、っていうのはありますよね。

例えば、親ができないことを子に押し付けてしまうのです。

 

映画のところどころに名言があって、

ベストセラーになるだけのことはあるな、と思います。

ビリギャルは、ただの受験映画ではないんですよね。

 

現代の社会、家族が抱える問題を示しているわけですよ。

そして、どうやって解決するべきか、考えるのがいいのですよ。

 

個人的に思うのは、この家族は、認められたいわけですよ。

承認欲求が強いわけです、特にお父さんとビリギャルは。

周りの人からすごいなって言われたいわけです。

 

しかし、それは地獄の道でもあるわけです。

がんばっても、がんばっても、報われないかもしれないからです。

 

そして、際限がないので、がんばり続けないといけないので、

どんどん消耗して、疲弊していくわけです。

 

その結果、仕事場や学校や家庭が安らげなくなり、

心や生活がすさんでいくなぁ、という構造です。

 

ただ、お母さんと妹がその地獄から足を一歩引いているため、

結果的に良くなったんじゃないかなと思ったりも。

母の愛は偉大だなぁ、と思うところがあります。

 

お母さんの愛情が正しい方向に導いたのではないかなと。

お母さんがお父さんをバットでアレしなくて、本当に良かったです。(笑)

ビリギャルのお母さん役の吉田羊の迫真の演技が良かったです。

 

親から子に夢を押し付けられるのは辛いですよね。

やはり、夢は自分の力で叶えるべきなのです。

ただ、何代もかけて、叶える夢もあるのですけどね。

 

映画ビリギャル、感動作品であるし、

あなたの力になるかもしれないので、

機会があれば、ぜひ見てみてください。

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家でのんびりU-NEXTを視聴している方がお金がかからない、

という事実もあるかもしれません。(笑)

外に出かけると、いろいろと出費が掛かりますからね。

 

U-NEXTは楽しいですし、勉強にもなりますね。

というわけで、映画ビリギャル、おすすめです。

よかったら、ぜひ見てみてくださいー。

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