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前回の戦いで、ちゃんと囲いを組むのは大事だよな、と思ったので、今回は雁木にちゃんと組んで満足した図です。ただね、相手の得意戦法がまた右四間飛車というのを最初にチラッと見て、不穏な雲が漂っています。相手の右四間飛車は私の雁木に相性がいい予感がします。
相手が8筋の歩をまったくついていません。この時点で相当な作戦負けをしている予感がしました。さらに、桂馬がぴょんぴょんとためらいなく跳ねてくるのは完璧に定石みたいなのがあるなと感じました。私が先手だというのに、まったく攻めていないのは相当な不満です。実際問題、評価値もこちらのほうが悪いみたいです。
しかたなく、応戦して、守りを固めていこうという感じですけど、85歩で相手の桂馬を取ったのが悪手だったみたいです。45角と打つのがいいみたいですけど、その手は見えなかったです。角を攻めにも守りにも使おうという発想ですね。その手ならこちらの優勢みたいでした。雁木の駒の連結が光る試合になるようです。
こういう状態になったら、ほぼ負けですね。特に、私の持ち駒が金がないというのと、持ち駒の差があまりないんですよね。相手の飛車が竜王になっていて、さらに、相手の陣地が無傷っていうのはもはや投了やむなし、といった感じです。
とはいえ、お互いにアマチュアなんで、できるだけがんばってみます。最近、詰め将棋をけっこうやっているんですが、相手が詰めを見逃すというのもあって、勝負は最後までわからないという戦いもあったので。ちなみに、この方も即詰めを1つ見逃していました。上記の画像は私の投了図です。
こちらの反省点としては、あまり相手を見ないで、雁木にしてしまった。角は成られるよりも成った方がいい気がしました。まぁ、序盤ならば、1手得するというのはあるのですが。まぁ、今回は完全に作戦負けでやられたなという感想です。次回、同じような展開があれば、攻防の角を張りたいですね。
akira3900さん、対局ありがとうございました。
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