将棋ウォーズの高段者はくさんのはく式四間飛車で攻撃的な四間飛車を学ぶ

四間飛車って、防御的というか、守りっぽいというか、さばきからのカウンター狙いですよね。個人的には、後手だったら、振り飛車もいいかなと思いますが、評価値的にはやはり不利飛車なんですよね。そこがなんともかんともなところがあります。今は藤井竜王の合掛かりが全盛の時代ですね。

その四間飛車は防御的、という概念を私の中でくつがえしたのが、はくさん考案？のはく式四間飛車です。はく式四間飛車の肝は、角交換をこちらから仕掛けて、相手の陣形を乱してからの、すぐさまこちらの自陣に角を張り、角で守りつつ、銀と飛車で棒銀していくみたいな戦法です。

菅井竜也銀河や久保利明九段は振り飛車の鋼の心をもっているなと畏敬の念を持ったりもします。なんでしょうか、振り飛車の躍進の手は今後どこかで見つかるのだろうか、気になるところでもあります。振り飛車の復権の日が待ち望まれています。

はくさんも四間飛車のみっていうのが男気を感じますね。四間飛車のみという気概を持てば、指し手に悩むこともないですし、対応策もシンプルに考えられるので、昇段のペースが上がるような気がします。自分で自分を追い込むというのは、メリットもあるなと思うわけです。

振り飛車はどこで評価値が悪いのかといえば、攻撃的ではない、積極的に攻められないというのがあるかなと思います。あとは、美濃囲い、高美濃囲いがあまり堅くないというのもあるでしょうね。プロにかかれば、手数をかけた割には、すぐに囲いが崩壊している印象があります。個人的には大山美濃あたりに可能性を感じていたりしますが。

守りが堅くないならば、ガン攻めできる振り飛車が必要ですよね。それって、中飛車、ゴキゲン中飛車なのかなーとか思ったりもします。実際問題、最近、将棋ウォーズをネット対戦やってると、中飛車に出会うことがすごく多いです。中飛車、攻撃的で楽しいんだろうなと。

それにしても、はくさんの動画投稿数が多いのが根性入ってますね。あと、噂でははくさん、初段を目指すから始めて、今は四間飛車のみで６段を目指すになっている模様です、立派です。勝ち動画ばかりを載せるというのは、四間飛車党を増やすため、自分のメンタルを保つためにやっているのでしょうか。