将棋ウォーズで楽しく初段を目指す８０　居飛車ＶＳ一間飛車

振り飛車はたくさんあるけれど、今までに将棋ウォーズで一間飛車に出会ったことがなかったんですよね。で、初めて、得意戦法が一間飛車の人に出会いました。いやー、一間飛車の研究がしたかったんですよね、というわけで、あえて、端歩を突かない戦法です。

というわけで、一間飛車に誘導してみました。この時点の評価値は先手の私が１００点ほど有利ですが、ほぼ互角ですね。水匠先生としては、端歩を付かない方がいいみたいなんですよね。まぁ、端歩を突いて、事前に研究した方向に持っていく方がいいかもしれません。

よくわからない戦法に対しては、安定した矢倉を組みたい気分になります。ただ、相手がつくつくぼうし戦法やアヒル戦法みたいなノリで攻めてきましたね。まぁ、そんな気はしてましたので、棒金戦法しようかなとか考えていました。ちなみに、飛車交換が最善手のようでした。

相手にぐいぐい攻められています。中盤のねじりあいですね。結構困ってます、おそらく、相手の方がこういう局面を研究しているのでしょうね。なんか、早石田みたいな形になってますよね。いやー、こちらの方が５００点ほど悪いです。

これは一本取られたな、という感じの手ですね。ただ、次に最善手をさせれば、－９００点ほどですみます。その手は３５歩です。その手を指すことができたのはうれしいですが、押せ押せでやられていて、うれしくないですね。

桂で角取りなのですが、角を取ると、相手の飛車にドコーンと歩を取られて、微妙ですね。苦しいながらも、なんとかがんばろう精神が見えますね。相手の守りが逆側のエルモ囲いで微妙に堅いですね、相手の人の研究の成果でしょうか。

この８６銀が悪手でしたね、敗着の一手だなと、おっとネタバレしています。そうではなくて、８８玉と王様の早逃げをするのがよかったみたいです、言われてみればなるほどといった手ですね。銀が上がることで守備が弱くなっています。実は互角に評価値が戻っていたのですが。

そして、この守りの銀打ちが守っているようで、ぜんぜん守っていないという悪手の第二段です。成桂に６９に寄られるとぜんぜんダメですね。まぁ、７５の角もよくなかったですね。まずは５１銀を地道に打っておくべきでした。

わりかし、相手の王様を追い込むことはできたのですが、ここで斜め駒がないんですよね。さらにいえば、相手の一間飛車の端攻めの歩のおかげで逃げる場所が増えているという。そっかー、端歩を受けなかったのが最後の最後で効いています。逆にこちらの王様の逃げ場所がないです。

ということで、私の投了です。端歩を受けなかったのが、よくなかったですね。あとは、受けがすごく下手だったのと、２５の桂馬と４５の金を有効活用することができなかったのが敗因ですね。しかし、相手の一間飛車と対局できて、楽しかったです。

Boy6さん、対局ありがとうございました。