カプコンといえば、なんでしょうかね。今ならモンスターハンター、モンハンでしょうか。私の中では、ファイナルファイトやストリートファイター2ですね。ちょっと前ならロストプラネットもおもしろかったです。そのカプコンの創業期から全盛期と呼べる時期に活躍したゲームプロデューサーの岡本吉起氏がユーチューバーになってました。
正直、カプコン時代、ゲームリパブリック時代の裏話がすごくて、えぐくて、面白過ぎです。ゲーム雑誌では語られなかったこととがユーチューブで出てきて、マジか、みたいなところがあり、それに伴って、ゲームに関するウィキペディアも随時、書き換えられてるみたいです。当時の内部事情が1個人から見た姿として聞けるというのはすごく貴重です。
一人で17億円の借金を背負うとか、もうね、波乱万丈過ぎて、聞いてるほうもつらいです。でも、モンスターストライクの大ヒットが現在進行形であるので、ある意味、今のところはハッピーなところが救いですね。よかった、よかった、みたいなところがあります。ただ、明日はどうなるかわからない、みたいなところもあるので、ハラハラドキドキですね。
しかし、岡本吉起氏、数字が強い感じがしますね。カプコン創業者が数字に強くて、それを学ばせてもらった、とか動画で言ってましたが、ちょっと天性によるものもあるんじゃないかなと思います。才覚といえばそうですが、ゲームプロデューサーには必要な能力かもしれないと思ったりもしました。
それにしても、ゲームクリエイターっていうのは難儀な職業な雰囲気もします。生活のすべてをささげないと、やってられないみたいなところを感じますね。24時間、ゲームを作ることに熱中してしまう人には向いているでしょうね、あるいは、才能が桁外れにすごい人ですね。ゲームをただただ遊ぶ人には無理な感じがします。
岡本吉起氏は面白いおっちゃんで、さすがに才能をびんびん感じますね。カプコンのゲームって、手触りがいいんですよね。開発者がよく遊んでいるな、という雰囲気を感じることができるのです。そして、マーケティングセンス、つまり、遊んでもらうこと、売ることを強く意識された大阪商人の乗りも感じます。
ゲームクリエイターって、作る本人が面白くないと、作るゲームが面白くならないのかなと思ったりもしました。あるいは、新しい何かがないと、どこかで似たようゲームになって、大ヒットにはならずに、いずれジリ貧になるのかなと。そういう意味で、なかなか難しいし、厳しい世界かもしれませんね。
岡本吉起氏が何度も言ってましたけど、コツコツ真面目に勉強しよう、っていうのは真理かなと思ったりしました。正しい方向に努力を継続して行うということはいいことなのですよ。逆に、多くの人はなかなかそれができないから、それができると、目立つし、飛びぬけることができるのです。
いい動画が他にもあると思うので、みなさんもよければ、自分にあった動画を見て、勉強してみてください。ただし、ユーチューブを見るだけではダメだと、岡本吉起氏も言ってたので、そこには注意ですね。確かに、動画を見ているだけでは、人生は変わらないでしょう。動画を見て、自分が行きたい方向に進みましょう。
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