将棋ウォーズで楽しく初段を目指す２８　居飛車ＶＳ中飛車

相手の方はどんな戦形で来るのかと待ち構えていたのですが、中飛車でした。私の消費時間が１分１３秒に対して、相手の方は１７秒です。こういう戦型に慣れているのでしょうね。将棋ウォーズはとにかく時間が短いので、こういうのを準備しておかないとダメですねぇ。

相手は銀と歩、私は金を手駒に加えました、ほぼ互角でしょうか。相手の角が私の飛車を狙ってきたので、私の金も相手の飛車を狙うことにします。といっても、相手の飛車を取るというよりも、相手の王様にプレッシャーを与える目的でやっています。飛車が動けば手得になりますし。

相手が５筋に殺到しているので、戦いを避けて、金が５９に引きました。見事な大渋滞ですね。相手の飛車がうまく働いていないような感じがします。相手の角もビミョーに変なところに居座ってますよね。まぁ、私の飛車も角もうまく働いていないのですが。だからこそ、ここから働かせるように動いていきます。

角交換をして、王手銀取りを角で敢行しました。いや、相手の飛車で取ってくれてもいいんですけど、どうなんですかね。今見てみると、６８銀と攻められると、けっこう厳しい形ですね。と金がきついです。だからこそ、できるだけ、清算しない形にもっていくのがいいですね。あとは、攻められてもガン無視ですかね。

また相手の飛車にプレッシャーを与えています。でも、真の目的は飛車ではなくて、相手の玉頭からじわりじわりと攻めていくことです。相手の玉の近く、もう既に金や銀の守る駒がありませんからね。一方、私の方は金銀３枚割と近くにいますので、まだ安全です。

またまた相手の飛車にプレッシャーを与えます。これも飛車狙いではないです。相手の桂馬を狙っています。でも、飛車をタダでもらえるなら、それならそれで良しです。相手の攻撃をかなり弱めることができますので。

この５３歩が我ながら、いい手だなと感じ入りました。ほぼ必至？ですね。相手の方、５１金だったら、守れたかなぁ、というところでしょうか。まぁ、その場合は、８１の桂馬を取って、戦力補充しながら、馬で攻めて行くという感じでしょうか。

という感じで、必至です。次の手で私は勝ちます。後から見直すと、私の方で一手無駄な手がありました。そういう手をなくすことでもうちょっと強くなれるのでしょうね。次の５１馬から詰みがあります。

という感じで、勝てました。最後、歩で成って、と金にすると、相手の飛車でとられて、勝負がまたよくわからないことになります。最近、三手詰めとかも間違っちゃったりするんですよね。時間を気にして、ポンポン指してしまう弊害です。持ち時間が５分を切ると、割り切ってどんどん指すようにしてるのですよ。

kenzaku12さん、対局ありがとうございました。