感想 わたしが正義について語るなら

アンパンマン

アンパンマンはいいですよね。

アメリカのスーパーマンに触発されて作られたと思うのですが、

日本のアンパンマンという対比がとてもいいと思うのです。

 

自分の顔を他者にあげるという自己犠牲があるのですが、

その自己犠牲は周りの人を幸せにすることができ、

なおかつ、修復可能、復元可能というところがいいです。

 

もらったあとで、嫌な気分になることはないからです。

みんなが幸せになれる世界の構図があるところがいいです。

それって、ビジネスでもそうあるべきのような気がします。

 

さらにいえば、アンパンマンの世界では多様性に満ちていて、

みんな、生き生きと元気に生きています。

最後には、ハッピーエンドの結末は変わらないです。

ウソではない正義

子供の頃、手のひらを太陽に、という歌が好きでした。

子供の頃、アンパンマンの紙芝居が好きでした。

 

なぜ、好きなのかは子供の頃はよくわかりませんでした。

 

でも、大人になって、この本を読んでみたら、わかりました。

それは、やなせたかしはウソではない正義を語っていたからなのだと。

美しい世界

まあね、初恋なんてそんなもので、生きていればあの人もぼくと同年齢ですから、すべては夢みたいなものです。 P55

 

やなせたかしは詩人ですね。

美しい世界を歌っています。

 

なぜ、美しい世界を歌っているのかといえば、

美しい世界を見ようとしているからです。

 

なぜ、美しい世界を見ようとしているのかといえば、

悲しい現実を目の当たりにしてのことでしょう。

 

だから、悲しさがある美しさをみんなが評価するのでしょうね。

言葉に重み

なんの先入観もなく、欲もなく、すべての権威を否定する、純真無垢な魂を持った赤ちゃんは、冷酷無比の批評家です。 P98

 

本の内容は、アンパンマンの作者である、やなせたかしの自伝です。

自伝であるがこそ、アンパンマンの誕生やそこに至る経緯が詳細に書かれています。

なぜ、アンパンマンが名作なのか、その理由が書かれています。

 

やなせたかしは、戦争を体験している分だけ、言葉に重みがあります。

黙って聞いて、黙って考えさせられる力があります。

そこには軽薄で、空虚で、虚偽の世界はありません。

愛と勇気だけ

愛と勇気だけが友達さ  P123

 

アンパンマンで最も有名なフレーズの1つです。

愛と勇気だけが友達なんて、寂しいし、悲しいですよね。

 

でも、それを乗り越えることこそに、正義がある、

そんなメッセージがあるのかもしれません。

 

あなたに愛はあるのか、あなたに勇気はあるのか。

やなせたかしは歴史に残る日本の詩人ですね。

 

アンパンマンが好きな人にはおすすめの本です。

機会があれば、ぜひ一度読んでみてください。

コメント

  1. ばやし より:

    ブログランキングからきました。
    やなせたかし大好きです
    子供が、観ている影響で好きになりました