第一生命ホールディングスとは。
第一生命といえば、保険です。夜中のゴールデンタイムなどにもCMをやってたりしますね。目立つようで、目立ってない真面目キャラのような会社です。正直、保険事業っていうのは今後はどうかなぁ、というところもあります。しかし、入っていなければ、入っていないで不安な一面があります。保険は安心を買うもの、っていう話ですね。
個人的には、掛け捨て型ではなく、返ってくるタイプの保険にしといて、貯金の代わりにしておくのもありかなと考えています。死亡保障と満期保険がある養老保険というやつですね。手持ちの資金に余裕があるなら、余裕があるうちにするのもいいかなと思います。余裕がないと保険はできないものですから。
あまり保険に詳しいわけではないのですが、ちょっと話をきいたところでは、日本での保険事業は飽和状態とかなんとか。日本の人口も横ばい、あるいは、低下方向ですもんね。だから、第一生命も海外に打って出るために、株式会社にしたとか何とか。以前の第一生命は相互会社だったようです。個人的には、昭和のほんわかとした流れもいい気もしますが、時代の波についていくのも大事ですね。
ちなみに、第一生命の建てたビルはGHQに接収されてた時期があります。マッカーサーが自分の目で見て、第一生命のビルを選んだとか何とか。第一生命は歴史があるなぁ、と感じさせます。あと、第一生命グッズにはディズニーのミッキーなどが使われてたりもします。アメリカ好きなのかなぁと思ったりしますね。
就職するにしても、やはり一部上場の歴史と伝統のある会社を狙うのがいいかもしれませんね。もちろん、第一生命みたいな会社に入ろうとするなら、入る前も入った後もそれなりにがんばる必要がありますね。第一生命ホールディングスの平均年収も600万円を超えてて、やはり金融系の会社は儲かりますね。あとは社員の福利厚生も手厚いみたいな感じですよ、そんなに悪い噂も聞きませんし。
保険とはどういうことなのか。
ある本で読んだところ、保険って宝くじの逆バージョンみたいなことをきいたことがあります。宝くじは運の良い人がお金をもらえて、保険は運の悪い人がお金をもらえるという話です。宝くじも保険もいろいろな人からお金を集めるのには変わりありません。そして、集めたお金を会社が運用して、できるだけ増やすわけですね。
ただ、やっぱり保険って相互扶助ですよね。お互いに助け合うためのものです。そういう意味で、余裕のある人は、保険に入っていた方がいいかなぁ、って思います。その分、保険会社も儲けるわけなのですが。ただし、余裕をどこかで誰かが溜め込んでおく必要はあると思うのです。個人では、コツコツ貯めるのがなかなか難しかったりしますからね。
そういえば、山口の第一生命の元外交員が問題を起こしていましたけど、どうなんでしょうか。会社からすると、19億円という損害は軽微なのかどうなのか。まぁ、銀行とか信用金庫とか、金融関係の会社とかではいつもどこかで何かがありますよね。そういうときこそが長い目で見て、チャンスなときなのかもしれません。
今後の第一生命の株価は?
2021年4月5日現在、第一生命ホールディングスの株価は、2126円です。一年単位で見ると、右肩上がりのいい感じのチャートですね。PERが約9倍、PBRが約0.5倍と知名度の割には割安なのではないでしょうか。配当利回りも約2.9%でよいです。ただし、信用買いがやたらに多い気がしますが。信用買いが多いと、なかなか上がらないんですよね。
2021年4月1日の株価は、2083円で、前日より181円プラスでした。率にして、+9.52%です。2021年3月31日に第一生命ホールディングスが自社株買いを発表したので、市場参加の皆さんが大いに期待したということなのでしょうね。年初来高値の2182円も4月1日です。ここを超えると、買い方はハッピーですね。
個人的には自社株買いは好きです。さらにいうと、自社株を消却してくれるとなお良いです。自社株買いをするということは、手持ち資金に余裕があるということですし、俺たちはこんな株価でぜんぜん満足してないぜ、みたいな気持ちの現れでしょうから。そういう企業が続々と現れるといいですね。
ただし、自社株買いを発表しながらも、ぜんぜんまったく買わなかった企業もあるので注意が必要です。どこの会社とは言わないですが、ソニーみたいな名前の会社だった気がします。まぁ、株主からすると、上がればオッケーみたいなところもあるとは思うのですが、やはり信用問題に関わりますよね。個人的には、今後のことも考えて、そういうところは気になります。
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