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確か、相手の方の得意戦法が中飛車だったので、中飛車来るかな、来るかな、と待ち構えていたのですが、ようやく19手目についに相手の方が中飛車にしてきました。こちらとしては超速の形にもっていくように身構えていました。でも、ゴキゲン中飛車ではないですね。
超速みたいに構えていたら、相手の方が角をいきなり切ってきて、角銀交換でした。こういう展開、あまり好きじゃないですね。え、この手、ありなの?と戸惑ってしまうからです。あとから水匠で解析してみると、やはりなしでした。こちらが有利になっていました。
ただ、次の手を間違えて、44銀と上がったのが悪手でした。結果、互角みたいな流れになっています。私の44銀に相手の銀をぶつけられると、王様のこびん、44歩と上がってしまう状態がよくないですね。ただでさえ弱い超速の防御力がさらに弱まってしまう感じですね、反省です。
こちらも52飛車にして、中飛車にしています。そして、犠牲を出しながらも、飛車先をいい感じにしました。さらにいえば、角の筋も通しています。ただ、犠牲がでか過ぎですね。相手の飛車が止まっているとはいえ、角と金銀交換になっています。
角が馬に成って、香車も取って、駒損を回復します。この時点では、44桂馬の王手飛車取りはないのですが、ちょっと目先の桂馬に釣られて、このあとやってしまいましたね。もうちょっと防御に気を配れるほうがいいですね。私、ちょっと受けが苦手なのですよ。
相手の桂馬による王手飛車取りを食らっています。で、33玉と逃げたのですが、これがまた悪手みたいだったです。22玉の方が安全だったようです。そうですよね、相手、金1枚・銀2枚もってますからね。上に逃げてもたかが知れてますね。金と桂で守る方がよかったみたいです。
もう、こちらの王様は詰みそうで風前の灯なのですが、勝算はありました。それがこの62桂馬です。飛車取りを見せかけておいて、実は相手の王様を狙っている手です。かたや、こちらはまだ詰まないと踏んでのこの62桂馬ですね。ちょっとした策士です。
はい、79角です。これで相手の王様は詰んでいます。実戦詰め将棋ですので、みなさまも考えてみてください。後から調べてみると、77角、77金でも詰みのようです。最近思うんですけど、実戦の詰め将棋が強くないと、初段に上がれないような気がしてきました。というわけで、また修練を積んでいます。
ということで、相手の王様を捕まえることができました。反省としては、もうちょっと守備を高めるようにしたいということですね。あとは、攻めに夢中になると、自陣の守備に気があまり回らなくなることですね。でも、中飛車対策がうまくなったなと自分でも感じました、成長です。
fukuokapandaさん、対局ありがとうございました。
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