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今回の相手の方は向かい飛車にしてきました。振り飛車って、なんだか楽しいような気がします。攻撃と防御をバランスよく振り分けて、気持ちよく攻めに専念できるような気がします。ただし、手数の関係からちょっと不利になるのかなと。現局面ではほぼ互角です。
相手の方は美濃囲いや穴熊にするんじゃなくて、中住まいにしてきました。しかも、金銀がかっこいい形です。こういう戦いは過去のデータは私にはないのですが、なんだか燃えます。こういう一期一会の戦いっていいですよねぇ。個性的な陣形なのも好感をもちます。
基本的に、今までの経験上、相手の王様の近いところを戦場にすれば、こちらが有利になるという法則を知っているので、中飛車にしました。相手の飛車があまり役に立っていないのもいいですね、こちらの角もあまり役に立ってないですが。こちらの方が500点ほど有利です。
私は5筋方面に戦力を集結させます。相手の方は9筋の端攻めを敢行してきましたが、無視します。しかし、このあと、角まで歩で取らせたのはやらせすぎと水匠に怒られていました。退かぬ、媚びぬ、省みぬ、のサウザーの精神が私に宿っていました。北斗の拳のテーマ曲が流れたら、それはとまれないのですよ。
飛車さえもプレゼントして、こちらはガリガリ攻めていたら、この時点でこちらが1800点ほど有利です。途中、逆転して、こちらの方が最大3000点ほど悪かったのですが、サウザーの精神のおかげで再逆転しました。まぁ、駒損しすぎなところもありますね、反省です。
相手の方が飛車のほうに逃げて、実はこの瞬間、詰みがありました。いや、なんかあるんじゃないかと、薄々気づいていたのですが、よくわかりませんでした。私は43銀と打ったのですが、正解は43角でした。時間の関係上、そんなに簡単にわからないのですが、将棋って、よくわからないですね、奥深いです。
詰みは逃したものの、この時点でもまだこちらが勝勢となるいい手があります。それは22飛車です。しかし、私は43金と打ってしまったんですねぇ。その43金では駒が足りなかったんですよねぇ。逆に、22飛車で相手に駒を使わせてしまう戦略の方がよかったわけです。
という感じで、一手足りずに時間切れ負けです。たとえ、時間があったとしても、相手の方が豊富な駒でいい感じに攻めてきたので、こちらの詰みですね。最近、負けたとしても、いい勝負ができたら楽しい感じになってきました。いい駒組みで熱い戦いだと将棋は負けても楽しいですね。
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