将棋ウォーズで楽しく初段を目指す６８　矢倉ＶＳ棒金

今回は、相手の方が１級で先手ですね。羽生さんうさぎアバターかわいいですね、私もほしかったです。しかし、相手の方がなにやら不穏なことをやっています。１級の人は自由にいろいろとやってくるので、対策が立てにくいですね。まぁ、楽しく将棋をやっている印象を受けます。

角交換を持ちかけられたので、しぶしぶ応じます。そして、なにやら不穏な空気が漂い始めているので、防御を固めるべく、矢倉にします。ホントは雁木で受けたいところなのですが、相手の動きがとにかく怪しいのですよ。矢倉は私を裏切らない気がするので、矢倉にします。

やはり棒金がきましたね、こうなることは重々承知の上です。まぁ、評価値はこちらの方がちょっとだけいいのですが、ほぼ互角です。そうなると、研究や経験の差が出てくるんですよね。相手はポンポン指してくるので、これはちょっとやばいかなという気がしてました。

桂馬と金の交換ながら、相手に馬を作られてしまいました。これでも評価値はほぼ互角な状態ですが、いやー、なんか気持ち悪いですよね。馬を作られている分、こちらの方が不利かなと感じます。やはり私が後手っていうのもすこしあるでしょうね。

相手の馬が敵陣に舞い戻り、こちらの飛車が攻められるだろうなとわかっていたんですが。でも、でもでも、飛車香車と銀金交換になるなら、こちらの方が有利なのでは？と思い、こちらの成香を突っ込ませました。評価値はこちらの方が１５００点ほど悪かったです。でも、そんなの関係ねぇ。そんなの関係ねぇ。

相手の攻めは遅いですが、左右からの挟撃体制ですね。そして、相手は飛車を持っているのが大問題ですね。とりあえず、こちらの王様が危ないので、金や銀がいるところに避難したいところです。８２の香車を取ってると、相手の攻めが早くなる恐れがあるので、取れませんでした。

もし、１７の歩を飛車で取ってきたら、３５角打ちしようと思っていたのですが、さすが１級の方、飛車を２７にかわしてきました。しかし、このおかげで左右挟撃が少し弱まりました。私の王様が少し安全になったので、いい手だったなと思います。水匠先生はどういうかわかりませんけど。

桂馬と銀を犠牲にして、王様が何とか命からがら逃げることに成功しました。しかし、安全というわけでもないので、攻めて行かないといずれはジリ貧です。ただ、こちらも８９にと金を作ったというのがポイントです。私も左右挟撃を狙っています。

そう、この４９銀が狙いの一手です。相手の王様の周りに金がいないので、忍者のように現れた銀です。この銀を基点に相手の王様を狙っているし、相手の飛車も狙っています。ほっとけば、相手の王様が詰むので、詰めろです。この一手は無意識みたいな感じで自然に打てました。

相手の方が受け間違ったので、３手詰みになりました。５７銀と上がれば、相手も受けることができたようです。飛車角を王手に使わずに、勝ちになると、なんだかうれしいですね。ちょっと自分の腕が上がったような気分になれます。ただの錯覚かもしれませんが。

habubu5513さん、対局ありがとうございました。