将棋ウォーズで居飛車の二段を目指す20 居玉雁木VS右四間飛車

将棋
私、後手だったら、雁木か角換わりを最近、よく選んでいるんですが、雁木にすると、先手の相手がよく右四間飛車にしてくるような気がするのですよね。おそらく、ユーチューバーのそらさんの影響を受けているのではないかなと。はい勝ち、みたいな台詞が私の脳裏をよぎります。

やっぱり、相手の方は右四間飛車にしてきました。そら式右四間飛車は、88銀ではなくて、68銀のような気がしますが、どうなんでしょうね。私も右四間飛車で初段になった、みたいなところはあるのですが、最近、評価値の関係上、右四間飛車はあまり指していなかったりもします。45歩はこちらからは取りません。金に位置が22にずれるからです。

これ、この次の手は53同銀なんですけど、この時点で水匠先生によると、こちらの方が評価値が300点ぐらいいいみたいです、びっくりしました。後手なのに300点いいというのは、素晴らしい作戦勝ちですね。だから、私は後手雁木を使ってるわけです。あと、不用意に王様を4筋に移動させると、とんでもないことが起こったりしますので、注意が必要です。

右四間飛車対策としてのコツは、55の地点を取ることです、重要です。今回は55歩でしたが、場合により、55銀みたいなこともあります。とにかく相手の角を止めて、安易に角交換させないことです。あと、いつもいつも71角打ちが痛いので、飛車は81の位置に下がっておけるとなおよしです。

右四間飛車の常套手段の歩の後ろからのぶち込みです。今回は44銀のぶち込みです。これにはひらりとかわせると、いいんですよね。あるいは、43歩打ち、みたいな後ろに歩の壁を作ることです。今回は64銀とひらりとかわして、こちらの評価値が+1300点ぐらいです。

こうなると、相手の銀が立ち往生して、さらにいえば、邪魔になっています。駒の損得はないのに、こちらの方が1400点ほど評価値がいいって、すごくないですか?この日は自分でも上手く指せているなーとか思っていました。相手の右四間飛車は完全に立ち往生しています。

相手の銀をしとめるのと、防御を高める目的で43歩と打ちました。ただ、最善手は56歩のようでした、なるほどなーと。その手はなんか、こちらの防御がちょっと怖かったのですよね。相手の角をとにかく、止めたいみたいな気分が強かったです。まぁ、結局、角交換になったわけですが。

57銀打ち、いい感じですね。飛車取りになりつつ、相手の玉を見据えるような銀です。この時点で評価値が+1700点ぐらいです。こっちの陣形がぜんぜん崩れていなくて、どんどん押せ押せの雰囲気だからでしょうね。あと、相手の88銀がよくない場所にいるなーと。王様が逃げる邪魔になっています。

46角打ちが詰めろ桂馬取りです。王様を守らないと、68銀打ちで詰みになります。ただ、桂馬を取った手がさらに飛車取りになるので、形勢的には決まったかなというところですね。あと、相手の守備がばらばらというところも痛いと思います。

というわけで、私の勝ちになりました。今回は短い手数でさくさく勝てて、自分でも上手く行ったなという手ごたえがありました。将棋ウォーズでは、右四間飛車はまだまだ流行っていると思うので、ぜひ今回の後手雁木を参考にしてみてください。そういえば、初段になったときも後手雁木で昇格したような気がしました。

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