将棋ウォーズで居飛車の二段を目指す22 舟囲いVS四間飛車

将棋
今回の相手の方は初段で、私が後手ですね。そして、いわゆる、対抗形という戦形ですね。先手四間飛車対後手居飛車です。四間飛車を指してくる人は多くて、こちらもいろいろと研究しているのですが、私の対四間飛車の勝率はあまりかんばしくないですね。相手の方もいろいろと研究しているのでしょう。
いわゆる、へなちょこ急戦の形になったので、45歩早仕掛けからの攻めに出ます。そして、86歩は突き捨てておきます。この突き捨ての歩の意味がわかるかわからないかで将棋のレベルが違ってくると思います。先に歩を取られても、後から取り返せたら、それでいいのですよ。
いろいろと手段はあるのですが、今回は角を連発して打っていく方針で行きました。ほぼ互角ながら、ちょっとだけこちらが有利な評価値ですね。お互いに端歩を突いていないのが気になりますね。正面からのガチンコバトルでいこうぜ、みたいな雰囲気を感じます。
相手にと金を作られて、ピンチなのですが、これ、67歩成りと私もと金を作っていたら、私の方がちょい有利でした。しかしね、この後、何を血迷ったのか、65飛車と回って、相手に銀で55の桂馬を取られ、大ピンチになりました。
54銀、良い手ですね。飛車取りですし、私の王様の近くなので、王様にプレッシャーを与えているところもいいです。ただ、飛車を64に下がって、53銀としといて、その銀を金で取れれば、さほど悪くなかったのですが、どうも計算を間違っていました。
もうね、計算間違ってしまって、駒の計算をしてみると、こちらの角桂馬香車と相手の金の交換ぐらいで激しく損をしていますね。評価値も現時点で2500点ほどこちらが悪いです。なるほど、駒損は裏切りませんね、しかし、詰めの手筋200で習ったネタが炸裂しそうです。
というわけで、大逆転勝利です。相手の方が16歩と脱出口を開けていれば、こちらがまだまだ悪かったみたいですが、その手を指さなかったために、評価値が6000点以上をひっくり返った模様です。将棋って、最後まで何があるかわからないですね。

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