将棋ウォーズで楽しく初段を目指す４１　雁木ＶＳ羽生式袖飛車

相手の方、何で来るのかなーと思っていたら、羽生式袖飛車！私もやってみたい戦法なのですよね。ちなみに、初めて羽生式袖飛車と対戦しますので、ドギマギしていました。一手一手に時間がかかりますし、明らかなこちらの研究不足です。だから、今ここで研究します。

相手の方が３３桂馬と上がってきて、私の中で疑問符がわいています。これ、飛車交換する気満々じゃない？それはちょっと困るんですよね。２６飛車とぶつけられると、飛車交換せざるを得ません。しかも、こちらは飛車に弱い陣形っぽい気がするんですよね。荒らされそうです。

やはり飛車が回ってきて、飛車交換しようぜ、といわれたので、歩で断固拒否します。で、ふとみると、相手、向かい飛車みたいにもなっていますよね。というよりも、３４飛車に移動させると、三間飛車の早石田の理想形みたいな感じになっています。とすると、金は飛車側に寄るべきでした。

なんか、早石田の理想形になっていますし、バランス型で相手の陣地、いい守備してますね。完全に作戦負けしてますね、評価値もこちらの方がすこし悪かったです。相手の方、上手いですね、いろいろと研究しているのだと思います。時間もこちらの方が使っていますし、いいところがないです。

痛恨の一手です、銀と角の交換で突っ込まれました。相手の飛車に成り込まれるのが確定しています。１７桂馬と上がって、桂馬交換しようとした目論見がもろくも崩れました。金が飛車側に行っていれば、こんなことにもならなかったのですが。ちなみに、私の陣地は横からの飛車に弱い雁木です。

最善手で防御に徹していますが、３６歩が辛い一手ですね。と金ができると、私の金か飛車との交換になりますね。どう考えても止める手立てがないのと、私の王様が戦場に近いのがどうにもならないなと半分あきらめていました。まぁ、あの角が突っ込んできたのが勝負の一手でしたね。

この８５桂馬も辛い一手だなと思いました。相手は金も持っていますし、止める手段がないですね。やるとするならば、馬２枚で挟撃体制を作って、ごまかしごまかしでなんとか相手の王様にプレッシャーを与えることですが、相手が上手いともうどうしようもない局面になっています。

という感じで負けました、バチコリ投了です。反省点としては、羽生式袖飛車は石田流三間飛車に変化する恐れがあるということですね。石田流が相手なら、飛車に金の応援が必要かなと。相手の方が一気呵成に攻めてこられて、上手でしたね、参考にします。

kingyo04さん、対局ありがとうございました。