https://shogiwars.heroz.jp/games/F_paul-yumehito8-20221114_142944
今回は、１級の方の三間飛車との対局です。対三間飛車の事前研究はしています。それとちょっと今回は作戦もちょっと練りました。舟囲いにせずに、金を動かさないという戦略です、いわば、バランス型の防御です。
飛車が成れるのは、ほぼ確定しました。こちらの方が５００点ほど優勢です。ただ、やっぱり５４歩は突いていたほうがいいですね。５５角を打たれると、どうしても嫌な点が多々あるのですよね。今後の反省点にします。
相手の飛車を取り逃がしてしまいましたが、金と香車を取り、角と飛車が成っているので、こちらの方が１５００点優勢です。事前研究の成果が出たという感じですね。三間飛車に対して、苦手意識がだいぶ減ったような気がします。
龍が金で弾かれましたが、ここは無理をせずに、一度退却する場面ですね。ここらあたりで勝ち確定かなとか思っていました。こっちの自陣はまだまだ安定してますし、評価値もこちらの方が１７００点ほど優勢でした。
香車で道がふさがれたので、馬を活用しつつ、端攻めをしようと考えています。ちなみにここから最善手を指し続ければ、勝ち確定でした、つまり、詰み状態でした。しかし、ちょっと見えませんよね、あと、端攻めするなら桂馬と香車がほしいところです。個人的には、龍を下段に下ろして、金銀で攻めるべきでしたね、反省です。
この１６歩が大悪手でした。これで評価値が五分五分まで戻っています、＋９９９９の詰み状態から五分って言うのはひどい話です。ここは香車と馬が突っ込んで、王様を桂馬で引っ張り出す手が最善手で、詰みへの道です。うーん、そうか、そうか、なるほど、端攻めの勉強になります。
この瞬間にも１６歩と指せれば、こちらの勝ち確定みたいな感じになりました。しかし、香車を使おうとして、１１香車と打ってしまったんですよね、それでは王様を引っ張り出すことはできません、というか、相手に駒を渡しすぎですよね、その割には最後の詰めができていないところが残念なところです。
というわけで、相手を詰ますことができずに、駒与えすぎ問題で、こちらの玉が詰んでしまいました。なんか、嗅覚はよかったのですが、最後の踏み込みが勇気がなくて、負けてしまったという感じですね。あと、難しい詰め将棋よりも確実な寄せをするべきだなと感じました。
F_paulさん、対局ありがとうございました。
コメント