買い物に行っても、何も買いたくない病が発生する今日この頃。

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最近、私の中でお店に行っても何も買いたくない病気が発生しています。理由を文字にしてゆっくりと考えてみます。

 

1つ目の理由に物を買っても、結局はゴミになるのが見えているから。基本的に安いものほどゴミになります。というのは、コスト的に質がよくないものだから、すぐに壊れちゃうんですよね。最近、メイドインチャイナに飽き飽きしている理由がこれです。

 

逆に言うと、高くても資産になるものは興味がわいています。ただし、値段が高い分だけ、よく考えて購入したりするので、なかなか購入に踏み切れなかったりもします。まぁ、お金として残しておくのもそれはそれでいいなと思うわけですし。

 

2つ目に、食べ物関係のことですが、美味しいものを買っても、結局は消費されてしまうあきらめの心が芽生えているからです。美味しいものは栄養もあって、幸せ回路が発動しやすいです。でも、食べ過ぎて、太ってしまうのもなんだかなーという気がしています。

 

なんていうか、現代人の悲哀として、美味しいものを食べて、その後にダイエットするっていうのは何か間違ってないかなという気がしています。結局、時間の浪費みたいな気分です。ひどい場合は肥満で病気になるパターンじゃないですか。そもそも食べ過ぎるべきではないかなと。

 

3つ目に、何かを買ったところで新しい驚きが少なくなっているからかなと。これはおっさんになった現状、仕方のないことですね。すべてが新鮮で世界は驚きで満ち溢れている子供ではなくなったからです。多くのものが事前に見えてしまう空虚な気持ちが残ります。

 

その意味で、新しい体験というものを欲しているのかもしれません。お金持ちが南極とかエベレストとか宇宙とか目指しているのはそういうことなのかもしれません。人間、暇には耐えられないのです、スリルに満ちた冒険がほしいのでしょうね。

 

結論から考えると、私に必要なのは、断食とか瞑想のような気がします。なんというか、徒然草の作者の気持ちがすこしわかるようになってきた年代なのかもしれません。無為自然にぼけーっと過ごすのもいいかもしれません。あるいは、執筆業などの個人でできることをコツコツやるのがいいかもしれませんね。

 

徒然草の兼好法師の時代も戦乱や疫病や天変地異とかあったのではないかと思いはせながら、徒然草を再読してみようかと思います。

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