先崎学の「将棋指しの腹のうち」を読んでみての感想

将棋

東京とか大阪の将棋会館の近くのお店を紹介する本かなと思っていたのですが、半分あたりで、半分はずれでした。じゃあ、外れた半分は何かといえば、先崎学による将棋連盟の暴露話でした。なるほど、将棋連盟はそんな雰囲気だったのかと。あとは、昭和の将棋界の思い出話ですね。

 

いやね、その将棋連盟というか、将棋界隈の暴露話なのですが、なるほどなぁ、とためになったというか、将棋界の社会をうかがい知ることができましたね。将棋の世界って、勝つか負けるか厳しい勝負の世界なのですよ。その反面、それ以外は気にしなくていいんだな、みたいなところの良さがあるなと。

 

興味深かったのは、昭和の時代の将棋界の話が多数あった点でしたね。多分、令和の現在においては、隔世の感があると思いますね。それを少しずつよくしていったのが、谷川時代であり、羽生時代であるような気がします。谷川・羽生で将棋界がクリーンに住みやすくなったのだろうなと。あとは、研究というものが激しくなったのだろうなと。

 

将棋が最近、流行中ですが、興味がある方はぜひ読んでみるといいと思います。人情とかも大事だなって思うんじゃないでしょうか、みんな、社会を通じて生きているわけですから。一人で生きていくこともできますが、それはそれでつまらないところもありますね。できるかぎり、仲良く他人と過ごして、楽しい時間を過ごしたいものです。

 

本の中で出てきた将棋会館近くのお店にも行ってみたいですね。そういうのもちょっと楽しいと思います。うどんとかそばとかもいいですけど、やっぱりウナギや焼肉もいいじゃないですか。定食をほっこりと食べるのもいいですね。いやはや、どう考えても、一日だけでは巡りきれないですね。将棋会館近くのグルメも奥が深いです。

 

加藤一二三九段の話が一番笑えたというか、印象に残りました。加藤九段はテレビのままの人なんだなって思いましたね。あとは、羽生九段の話もいい話だなって思いました。将棋界をよりよくした立役者ではないでしょうか。あとは、今後の藤井5冠の活躍にも期待したいですね。現在進行形で、藤井五冠の動向が気になります。

 

いやー、アマ5段になって、将棋の大会にも出てみたいですね。いやはや、その実現にはどれくらいの時間がかかるのかよくわかりませんが。ちなみに、今現在、私は将棋ウォーズで2級です。道はなかなか遠いですね。まぁ、人生の暇つぶしに将棋はちょうどいいかもしれません。将棋はあまりにも奥が深いので。

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