将棋ウォーズで居飛車の二段を目指す11 オールド雁木VS右四間飛車

将棋
風邪を引きまして、10日ほど将棋ウォーズをしなかったのですが、復帰戦は3連敗でした。やっぱりそんなものですよね、中盤まで有利の将棋が終盤で逆転負けしました。さて、今回は私は後手だったので、雁木にすると、相手は右四間飛車でした。将棋ウォーズではわりとよくみる形ですね。
これもよくある開戦なのですが、歩でとっても、桂馬でとっても同じじゃね?という感じなのですが、水匠先生によると、桂馬で取る方がいいみたいです。53の銀が64に上がるか、62に下がるかで、相手の桂馬を45に置いてけぼりにするのがいいみたいです。
相手の方、ちょっと無理攻めじゃない?と思っていたのですが、これもわりと成立しているみたいです、なるほど。銀で飛車を取ったら、71角が見え見えですね、飛車銀取りです。まぁ、右四間飛車で左美濃に構えたら、飛車は銀交換でOKなわけですね。
このとき、私は銀を取られるのがいやかなと感じたので、62飛車と飛車でブロックしたのですが、ちょっと微妙な手でした。水匠先生によると、55角がいいみたいです。飛車取りを無視して、相手が飛車を取れば、88銀と打って、桂馬を取って、77に桂馬をどんどこ打つのがいいみたいです。
この手の42歩打ちも良くなかったですね。42銀か32王がいいみたいです。というのは、私の王様の前に香車を打たれるのがその後の展開で見え見えだからです。相手の人、角損ぐらいなのですが、龍に暴れられて、こっちとしても形勢は悪く感じていました。
ちょっとこの角と王様の串刺しには泣いたというか、がっくりしました。相手の銀と金を狙った手なのですが、逆にカウンターを食らったという雰囲気ですね。もうしかたないから、その後に38角と打ったのですが、それは最善手でした。泣きの粘りの一手という感じでしょうか。
なんだかんだで、こちらの方が評価値が2000点ほどいいです。相手の攻めはわりと切れていますし、こっちの攻めはわりと好調ですよね。まぁ、こちらの守備が微妙なのが気になるところではありますが。76桂馬が相手の王様の動きを縛って、詰めろです。
で、この局面を見て、勝ちかなとか思っていたのですが、後ろに逃げるか、横に逃げていくか、どっちがいいか考えていました。そして、中合いの歩という手筋を思いついたりしたんですよね。あわよくば、相手陣の方にするすると逃げていくのも面白いかと思ったのです。
しかし、なんか、間違えたというか、思考のエアポケットにはまったというか、間違えて、35歩を打っています。大悪手です、頓死です。こちらの評価値は4000ぐらいから、一気に-9999です。3手詰めなので、みなさんも考えてみてください。
というわけで、私の負けです。馬が寄ってくるのを見逃していたというか、なんというか。しかし、なんか負けたのに楽しかったですね。負けても楽しいというのはいいことだと思うのです。右四間飛車対策に、今回の棋譜は役に立つような気がするので、よかったら参考にしてみてください。

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