https://shogiwars.heroz.jp/games/shibaoko-yumehito8-20230303_134403
今回は私が後手で、初段の人が相手なのですが。この飛車上がり、縦歩取りの動きであり、アヒル囲いの動きです。ちょっと戦慄が走ります、いまこそ、アヒルマンの動画を見ていた成果を示さなければいけません。ちなみに、私は後手でありながら、この時点で微有利です。
44角といつもの感じで縦歩取りを防いだのですが、相手が角交換しようぜ、と言ってきたので、このあと素直に応じました。しかし、33銀と上がった方がいいみたいですね。相手に角交換をさせたら、こちらが一手有利になりますから。一手の差を大事にした方が勝率が上がりますね。
相手の桂馬を跳ねるのを事前に止めておきます。結果的に、私の方は角換わり腰掛銀になりましたが、これは相手の飛車にプレッシャーを与える戦法ですね。あと、相手の飛車をうろうろさせないためにも端歩は両方とも突いていたほうがいいです。飛車の安全地帯を狭めます。
水匠先生によれば、54角とこの時点で打てば、私の評価値が1000点有利ぐらいになったようです。なるほどなー、歩を無料でもらう作戦ですか。あるいは、飛車を無料でいただく作戦ですね。相手の陣形の中住まい、あんまり堅くなくて、飛車に弱そうですね。
相手がたまらず、飛車を切ってきました、飛車と銀の交換ですね。歩を押し上げて、飛車にプレッシャーを与える戦法は、相手に駒を打つスペースをたくさん作ってしまうのがあまりよくないところですね。しかし、評価値はこちらの方が優勢でした。
駒で考えれば、こちらの方が角を1枚得している計算になりますね。駒得は正義なのですが、私の王様の守備が弱いという現実もあります。相手の飛車が龍になることができますし、まだまだ油断してはいけない状況です。相手の飛車を暴れさせてはいけない、という使命感に燃えていました。
角を打って、桂馬を守って、飛車を打って、香車を守ってなのですが、この92飛車が大悪手のようでした。さすがに、香車一枚はあげた方がよかったようです。香車一枚あげて、29飛車打ちからの攻め合いの方が良かったみたいです。このあと、結局、桂馬を取られましたし。評価値が逆転しました。
相手の龍をしとめることに成功しました。結果、こちらの守備が強くなり、安心安全な自陣になりましたね。めでたしめでたし。とはいえ、角を二枚自陣に張ったので、攻め駒が少なくなりましたね。時間も少なくなり、ちょっとな、という感じですね。中盤を失敗しています。
相手の龍を追っ払うことに成功しています。王様も後ろの方に逃げれば、まぁ、そうかんたんにはやられないなという目処がついています。相手の中住まいも金とか銀が前に出ていないので、決定的な攻撃力は欠けるのでしょうね。相手の人は守備をメインにする人でしょうか。
相手の攻めが落ち着いたのを見て、ここがチャンスと思い、飛車打ちで反撃に出ます。駒計算をしてみると、相手は歩2枚得をしていて、私は香車を1枚得をしているという感じですか。ということは、ほぼ互角ということになりますね。評価値は陣形の差と駒の働きでで私の方が有利だったと思います。
この時点で、詰みがありますね。相手の方は金とか銀を持ってない上に、3筋が壁になっている上に、その金銀が働いていないというのが大きいですね。いろいろな詰め筋があるのですが、わりとわかりやすいというか、見るからに玉が詰みそうな感じですね。王様の周りに金が居ないのが痛いです。
という感じで、詰み将棋によくあるパターンで勝ちました。最近、詰みがあった状態からの詰みが見えずに逆転負け、というのがあったので、もうちょっと詰め将棋の力をつけないといけないなーという気分がしています。二段ぐらいの詰め将棋能力がほしいですね。
shibaokoさん、対局ありがとうございました。
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