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今回の相手の方は嬉野流ですね。嬉野流は攻撃力の高い棒銀でありながら、受けが広い守備にも強いような戦法のような気がします。基本的に、嬉野流を指す人って、将棋の中級者以上だと思うので、戦法が強いというより指す人が強い気もします。あとは、やることが単純明快なので、指しやすいということでしょうか。
なんか、54の歩が取れそうだったので、24歩を打ってみました。でも、これ、微妙でしたね、水匠先生の評価値は悪くなっています。横歩取りみたいなものですが、歩一枚得する代わりに、手数がかかりすぎですね、今度はやめとこうと思います。
嬉野流対策ということで、UFO銀からの棒銀みたいな感じでガリガリ迫っていきます。相手の攻めよりも、こちらの攻めの方が早いんじゃない?みたいな感じですね。ただ、嬉野流は防御も広いので、なかなか難しいんですよね。
相手の方が王様を防御に使っての粘り、この粘りにはちょっとびっくりしましたね。これ以上は現状攻めることはできないので、なるほどー、といった感じですね。ただ、1筋の歩をついて、香車や桂馬の応援を求める展開がいいみたいです。
途中、こちらがよくなる手順を見逃していました。嬉野流って、8筋にこちらの飛車を回って、相手の飛車を攻めていく方法もあるんだなと水匠先生に教わりました。こちらの飛車が歩で閉じ込められて、相手の角が邪魔なので、こちらの角とぶつけました。評価値は互角です。
44角と打たれる予感がぷんぷんするので、何でと金を取るかの問題です。最善手は同金でした。一応、最善手を指すことができたのですが、その前に、ちょっと完全な受けをあきらめて、打たれた歩を銀で取っておく方がよかったみたいです。しょうがないときはあきらめも肝心ですねぇ。
これも86の銀を何で取るかの問題です。私は同飛車ととったのですが、それはダメな手でした。水匠先生の最善手は、同銀と取って、金を取られるのをあきらめる、みたいなかんじでした。それと、それと飛車を3筋に回したら、相手の玉頭を攻めることができたみたいでした、その手はまったく見えませんでしたね。
いやー、相手の方がいい手を放ってきますね。なかなか最善手がさせずに、評価値が行ったりきたりしていました。でも、こういう将棋が楽しいのでしょうね。どっちが勝つかわからない、みたいな白熱した展開でした。どうすればいいのかわからないから、楽しいのかもしれません。
この瞬間、実は相手の王様は詰んでいます、ただし、17手詰めです。いやー、なんかありそうな気はしてたのですが、見えないですよね、時間もないですし。33桂成、同桂、21角打ちからの詰みがありますが、見えなかったですね。17手詰めは私にはちょっと難しいです。
というわけで、詰みを見極めることが出来ずに、こちらの時間切れ負けです。相手の方も強かったですし、いい将棋の対局が出来たんじゃないかなと思いますね。この将棋を今後の対局に生かして、また楽しい将棋が指せれたらなと思います。
ahobouz0715さん、対局ありがとうございました。
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