相手の方は先手で中飛車ですね。厳密には英ちゃん流中飛車のようです。中飛車には手痛くやられているので、対策を入れています。どういう対策かというと、64歩とついて、さらに63銀と上がる戦法です。これでわりとしのぐことが出来ます。
なんか、55銀と出てきて、意味不明だなと思っていたら、97角と出てきて、私の64の歩を取ろうとする作戦ですね。むむー、これは84飛車と上がるしかないかなと思ったりも。でも、さらに75角とか出てこられたらいやだなー、とか思ってました。
とりま、84飛車と上がります。相手が75角と出てきたら、74飛車とかわして、角が66に下がって、54歩とつくかなという感じですね。もう後戻りが出来ないような決戦をはらんでいます。
結局、なんか、自分の描いたような展開にならなくて、銀交換で一歩損をしています。これには怒りの展開ですね。もうこの時点で、角を切って、角金交換をして、龍を作って、相手の王様に迫ろうと画策しています。角金交換なら、ありだと思いますね、龍ができるならば。
相手にも龍が出来てしまいますが、怒りの角成りです。私は一歩だけ王様が移動しているのに対して、相手は居玉です。さらに言うと、相手の方は角が王様が逃げるのを邪魔しているのがポイントです。これを見越しての怒りの角成りです。
はい、ここで見事に大悪手を指しています。これ、78角とされていたら、かなり状況が悪くなったですね。ただ、相手の方も焦っていたのか、見逃してくれました。桂馬打つより、普通に銀で角を取るべきでした。怒りの角で我を忘れているようでした。
この手は相手の角がほしいというよりは、相手の入玉を防ぐような手です。私の時間だけが2分ぐらいになっています。ちょっと考えすぎですかねー。というかね、45角でしたよね、王手龍取りですよ。やはり我を忘れているようです、冷静ではないですね。
じわじわと相手の王様を攻めています。こういう時って、馬とか金とかがありがたいですよね。龍がちょっとニート気味なので、働かせてあげたいところですが、次、45金を打ちたいですよねー、というところでした。
まあ、そんなこんなで相手の王様を攻めきることが出来ました。やはり、相手が居玉の場合、いろいろな隙があって、さらに言えば、王手しながら、何かすると勝ちやすい感じになっていきますね。中飛車対策には64歩と63銀です。
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