最近、将棋クエストというアプリで、詰め将棋をよくやっているのですが、そのおかげで終盤の詰め将棋が自然と見えるようになってきたような気がします。相手の詰み筋だけでなく、自分の詰み筋まで見えてきて、なんともそこはビミョーな感じもしたりしてますが。
個人的な将棋の段階って、現状の私では5段階あるなと考えているわけで、
1.戦型(居飛車か振り飛車か)
2.囲い(矢倉、美濃囲い、穴熊など)
3.手筋(上手な駒の活用法)
4.寄せ(詰め将棋の段階までにする)
5.詰め将棋
という感じになると思うのですよ。で、これら全部がうまくなれば、将棋が強くなるなと思ってるわけで。で、1つ1つ分解して強くなるといいのと同時に、最後は俯瞰のバランスで統合した勝負になると思うわけですよ。最終盤はスピード勝負、みたいなところですね。
で、将棋の手筋の勉強をしたいなーと思い、羽生九段の手筋の教科書という本を読むことにしました。基本的に羽生善治九段の将棋の本はわかりやすい気がします。わかりやすい平易な将棋普及についても羽生九段の功績は多大なものがあるでしょう。そういう意味でも羽生先生は大棋士であるといえます。
読んでみると、大体の手筋を知っているのですが、中にはやっぱり抜け落ちているものがありました。実戦の中で習っていくのもいいですが、やはり本を読んで体系的に学んでいくほうが早いですね。ただ、実戦でどれがでるかはなかなかわからないのですが。
あと、知っているのと実践で打てるのはレベルが違うので、何度も何度も読み込むのがいいですね。それと、時間制限のある場合だと、あせってしまうので、そこらへんの自分の身に染み付いているか、染み付いていないかも勝敗を大きく分けるポイントだと思います。
本のページ数が250ページぐらいあったので、すべてを習得するには時間がかかりますね。やっぱり将棋が強くなるのも地道な努力が必要かなと思います。まぁ、こういうのを遊びながら、楽しんで覚える人が将棋が強くなる人でしょうね。
しかし、将棋はとんでもなく奥が深いゲームですね。将棋ウォーズとかでも相手の試合数がとんでもなく多い人とかいますし。それでいて、戦略性の高いゲームなので、生きている間は十分に楽しめそうな気がします。私が生きている間に将棋を極めることはできそうにありません。
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