将棋ウォーズで楽しく初段を目指す７２　棒銀ＶＳダイレクト向かい飛車

最近、花粉症で頭が痛い、のどがおかしい、鼻の調子が悪いと酷い状況ですが、将棋ウォーズの戦跡は冴えている現状です。さて、今回は１級の方が相手で、私が先手だったので、飛車先の歩をガンガンつきました。戦法は決めているので、悩みません。

なんだか、相手の角が怪しい動きをしていたので、角を交換します。ちなみに、今回、勝てば、おそらく１級に昇格するだろうなという一局でした。というわけで、ちょっと気合が入ってますが、逆に空回りしないかなと不安な一面もありました。やっぱり平常心がいいですよね。

こちらが先に馬を作って、歩得をしているので、ゆっくりとじわじわ攻めていこうと考えていたのですが、うかつにも相手の角が馬に成りました。いやー、この手は見えなかったというか、気づきませんでした、ちょっと緊張が走りました。時間はほぼ五分です。

守備を固めて、じわじわいきます。私の方が歩を二枚得していますね。私もちょっと困っていますが、相手の方がもっと困っているかもしれません。こういうときはあまり無茶をせずに、時間で勝とうと考えるのが将棋ウォーズならではの戦法かなと思います。

相手の方が３９銀と打ってきたので、２６飛車とひらりとかわします。この手を見て、勝ったかな？という考えが浮かんできました。相手の銀の攻撃がなんともなかったので、その銀を回収できれば、さらに相手は困るでしょうね。さらに、相手の持ち駒がゼロです。

相手の歩をさらに回収して、綺麗さっぱりさせていきます。ただ、この時点で２５の桂馬が跳ねられて、飛車交換に持ち込まれたら、ちょっと嫌だったかもしれません。その場合は歩を連打して、飛車道を止めるしかないかなとか思ったりもします。

局面が落ち着いたので、相手の銀を飛車で回収しにきました。もうこの時間では、相手を攻めて倒そうという気があまりなくて、時間勝ちを狙っています。とにかく安全な手を指して、安全に勝とうという魂胆です。ゆっくりじわじわ煮込んだスープです。

回収した銀で相手の飛車を攻めています。と金もできそうですし、磐石な体制ですね。あまり隙がない体制ですが、３９の飛車の位置だけが気になります。２８に角とか銀を打たれたら、飛車を遠い３９の位置に逃げようかなというところです。まぁ、時間勝ちをみています。

銀と金と歩３枚ぐらいの駒得ですね。さらに言えば、成っている駒が２枚あるので、これは圧勝という感じですね。時間でもいつのまにかずいぶん差がついています。この時点では勝ちを確信していて、安堵していました。まぁ、こちらの守備も堅いし、勝ったかなと。

４２成桂からでも一気に詰ますことができるのですが、まぁ、２９飛車と陣形を綺麗にしてからの時間切れ勝ちでした。昇級戦だったので、無理はせずにじわじわと駒得を重ねて、安定感のある戦い方をしました。ちょっと緊張してたせいか、いつもの戦いとは違う感じでしたね。

というわけで、２０２３年２月１０日に将棋ウォーズで１級に昇格しました。将棋連盟にお願いすれば、１級の認定状ももらえますね。でも、ほしいのは初段の免状と実力なんですよね。さらにいえば、羽生九段の自筆のサインもあれば、すごくうれしいのですが、はてさて、どうなることやら。

neko_penginさん、対局ありがとうございました。