将棋ウォーズで楽しく初段を目指す７９　居飛車ＶＳ四間飛車

私の得意戦法が４５歩早仕掛け（へなちょこ急戦）になっているせいか、みなさん、独創的な振り飛車をやってきますね。そこで、個人的には、対振り持久戦からの居飛車穴熊にいきたいのですが、ついつい攻め棋風なので、いろいろとやっちゃうんですよね。まぁ、将棋を楽しんでいます。

相手の方が１筋を攻めてきたのですが、２４歩を同歩で取れば、１５香車ですし、２４歩を同角で取れば、２７香車を打ちます。１筋の香車を取るなら、と金を作って、相手の飛車角を攻めますね。このあたりは研究済みなので、さくさく手が読めます。

相手の角をならさないようにするために、１９香車と打ったのですが、微妙でしたね。水匠先生としては、９７角と覗くのがいいみたいです。なるほどなー、とそんな手は見えませんでしたね。まぁ、５２金とされたらどうするのでしょうね。３４飛車でしょうか。

なんか、角とか銀とか桂馬とかうねうねしてたら、王手角取りを受けました。そうかー、なるほどなー、この手を狙っていたんですね。こちらの評価値が一気に下がって、五分ぐらいの振り出しに戻りました。熱戦ですね、この筋の桂馬は覚えておきたいと思います。

なーんかしらない間に、私の飛車が私の王様の近くに隠居しました。これは負けパターンです。相手の守備もまだまだ堅くて、どうしようかなーというところです。ただ、相手に持ち駒をかなり使わせているのと、こちらは持ち駒が大量にあるところがいいところです。

飛車金両取りの大ピンチです、しかし、２９飛車という手を思いつきました。金と馬との交換なら、それはこちらがいいですよね。金を取られても、相手の銀が私の王様の逆方向に行くところが良いです。起死回生の思いつきかなと思いました、水匠先生の最善手とも一致しました。

金を犠牲に飛車が龍に成りました。隠居生活から一転、相手の陣地になりこみました、これは私もビックリです。そして、美濃囲いが弱いのは５５角からの桂馬、あるいは、９筋の端攻め、あるいは、香車があれば、８筋からの攻めです。虎視眈々と狙っていました。

飛車取りを思わせるような５５角です。しかし、実は飛車はいらないです、私がほしいのは、相手の王様です。７７の位置に居る桂馬も何気に光っていますね。相手の辛いところは大駒の近くに自分の駒がいるところですね、交通渋滞が起きています。私の守備は紙装甲です。

金がほしいーという感じでの５１龍です、バチコーンといきます。同金なら詰みがありますね。でも、取らなくても、こちらは詰まないでしょうね、おそらく。相手の持ち駒が少ないところがこちらの強みです。相手に駒を打たせた甲斐があった、というところです。

という感じで相手の方の投了です。やっててよかった、青野照市先生の詰め将棋です。これはねぇ、思いつくというか、思い出す作業ですね。考えつくのは短い時間では無理なので、可能な限り覚えておくというのが勝利につながるのではないかなと思います。あとは逆算思考です。

Shogi613さん、対局ありがとうございました。