ちょっと前、プロ棋士の藤森哲也五段の将棋放浪記をよく見ていました。しかし、あるとき、見るのを控えるようになったんですよね。1つの理由として、私と詰め将棋レベルが違いすぎるというのに気づいたのと、もう1つの理由として、将棋放浪記は戦型がばらばらで、さらに言えば、振り飛車のときが多いからです。
動画を見るだけなら楽しいのですが、ただ漫然と見ているだけでは、結果が出ないんですよね。自分の将棋の棋力は上がっていかないのです。ただ、藤森五段がバシバシ勝っていくのは楽しいですし、将棋の展開が綺麗だなー、みたいなところはあります。てっちゃんの話が面白いというのもありますね。
というわけで、詰め将棋レベルが初段になり、将棋ウォーズの10切れ初段になった今、再び、昔の将棋放浪記を見てみると、なるほどなー、とわかる部分も増えたような気がします。将棋ウォーズで2段や3段の人に勝つためには、いろいろと参考になりそうなところがありますね。ただ、やっぱり何度も動画を見てみて、棋譜を覚える必要がある気がしました。
というわけで、まずは雁木編だけを集中して見てみようかと思います。しかも、手筋を覚える、棋譜を覚えるといった勢いで見てみたいと思います。将棋って、1手違うと戦いがぜんぜん違う方向に向かってしまう、というのがあるのですが、まぁ、それでも役に立つ部分はあるかなと思います。まぁ、バチッと研究どおりにはいかないですよね。
個人的に参考になったのは、歩の突き捨てですね。歩を捨てることにより、相手の陣地を乱して、その隙に乗じて攻めて行くというのは参考になりました。でも、参考になっただけではだめで、その手を暗記して、自分の将棋に生かしていくというのが大事ですよね。なーんか、歩の突き捨てって難しいのですよね、あとで歩を回収できると言い聞かせるというか、その後の展開が見えないと難しいです。
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