スタグフレーションって知ってますか?簡単に言えば、収入が減るのに、物価の値段が高くなることです。お金はないのに、物が高いというダブルパンチのつらい状況になります。最近のネットの巷ではスタグフレーションがくるんじゃね?みたいな雰囲気があります。街のお店に行っても、なんだか微妙に物の値段が上がってる気もします。円安のせいもありますよね。
個人的に、スタグフレーションは戦争がどこかであるとやってくる気がします。日本もオイルショックのときにスタグフレーションだったらしいです。2021年5月19日現在、イスラエルがガザ地区に空爆したりして、ちょっとあやしい雲行きを感じたりもしますね。ロシアも中国も微妙に不気味な動きも感じます。戦争こそ、物価が上がってしまう元凶のような気がします。
逆に言えば、世界が平和だと、デフレ(デフレーション)になる気がします。というのは、世界が平和だと、物を作ったり、サービスをするのが安全に行うことができるので、物やサービスを安い値段で生産することができるからです。ここ30年くらいは日本も平和だったので、失われた30年というデフレ状態に陥っていた感じな気がします。
インフレ、デフレ、どちらもよくないみたいな論調もありますが、人間だから、社会だから、波というものはあると思うのですよね。だから、波こそを楽しまなきゃいけないような気が個人的にはしています。ただし、ハイパーインフレやスタグフレーションが来ると、国民の大多数は不幸になるので、何とかするのが政府の役目だとも思ったりします。
個人でなんとかするのは限界があります。だからこそ、国民の代表者がなんとかしてほしいところですが、なんともできないことも多々あるので、ひどい波にさらわれないように、うまく波を乗るように情報を集めながら、分析していきたいところです。でも、無理なものは無理なので、無理を耐えるしかないところもあるような気がします。
最近、思うのですが、個人がお金を持っていてもあんまり意味ないなみたいなところもあります。なんか、みんな、うまく上手にお金を使ってないな、みたいに感じるところがあります。お金を生かしきれていないというか。無駄に高級車を買ったり、無駄に高い家を買ったり、無駄になにかをしてるだけみたいに感じます。
そういう意味で、無駄じゃないものって、公共のものこそが無駄ではないのかもしれません。水道や電気やネットのインフラ関係、学校や公園や図書館や病院などの公益に関する施設、道路やダムや橋などの命を守るために必要なものなど、そういうものが最新鋭にするべきかなと思ったりも。そして、みんなで安く使えば、豊かな生活が送れる気がします。
そういう意味で、アメリカ大統領のバイデンが推し進める公共投資をどんどんやるぞというのはいい方向だと思うのですよね。公共投資こそが国と国民を強くさせるものかもしれません。以前の日本の公共投資の失敗は新しいものに挑戦をしなくなったからというのもあるんじゃないかなと思うわけですよ。
なぜに新しい公共投資ができなくなったからといえば、欧米のキャッチアップ政策が見えなくなったから、みたいなところがある気もします。正直、日本政府も日本国民も迷走状態ですよね。何をしたらいいのかよくわかってません。私もよくわかっていません。だからこそ、楽しい方向を見つけるか、理想を考えるかのどちらかなのですが。
楽しい方向とか、理想を考えたら、日本のオリジナリティーあふれるものを作るか、日本人しかできないものを作るかという感じなのかなと。正直、そういうのは大きな政府に求めてもダメな感じもしますね。マニアックなオタク層の人種こそがその方向を知ってる予感もします。アップル、マイクロソフト、テスラとかもそんな感じですね。
まだまだコロナも世界中で猛火を振るっているわけですが、一人でも病気で苦しむと、一家の家計は火の車になりますし、生産してる人が亡くなると、思うように生産もできなくなる気がしますね。そういう意味で、物の値段が上がってしまうのも仕方ないことのように思えます。物の値段が上がると、困ってしまう人がたくさん出てきます。
というわけで、世界中でどうしようもないことがやってくるのではなかろうかと考えたりもします、杞憂であればいいのですが。それを防ぐためには、コロナのワクチンを全世界的に安価に配布するということでしょうが、それもなかなか難しいような気もしますね。筋肉注射ではなく、口から飲める安くて、保存の効くコロナの薬が必要です。
日本に限って言えば、消費税が5%から8%、8%から10%になってる時点で詰んでる気もしますね。インフレ目標2%ということですが、消費税率が100%上昇してるわけですから。誰かが減税とか楽市楽座をしないと無理な感じですが、しようとしてる人が誰も見当たらないです。
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