マンガ BAKUMAN(バクマン)が面白かったので全巻読破の感想

すこし前に、ウェブ上でBAKUMANの20巻全巻を

無料で読めるというサービスがあったのですよ。

 

『バクマン。』全20巻が100時間限定で無料公開中

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1810/27/news030.html

10月30日までだったので、今は無料公開されていませんが、

またいつかどこかで無料公開もあるかもしれませんね。

 

で、私は全20巻、かなりの時間をかけて読破したのですが、

もう一度、読みたいなー、手元に置いておきたいなーと思い、

メルカリでバクマン全20巻セットを購入しました。

 

というのは、ネット上でバクマンを読むのはすこし不便でしたし、

やっぱり紙の状態で見るほうが得られるものもあるのですよ。

コミックス表紙の裏側とか、作者のコメントとかですね。

 

ただし、電子書籍で読むメリットもあるんですよね。

かさばらないとか、すぐにアクセスできるとか、

保存する状態を気にしなくてもいいとか、いろいろあります。

バクマンとは

バクマンとは週刊少年ジャンプで連載していた漫画です。

原作は大場つぐみ、漫画は小畑健のタッグですね。

 

漫画の内容としては、主人公の真城最高と高木秋人がコンビを組み、

少年週刊ジャンプで漫画を連載し、人気アンケート1位を取り、

さらにアニメ化までを目指していくという物語です。

 

私はCYBORGじいちゃんGのときからのファンなのですが、

ジャンプから離れていたため、バクマンは読んだことがなかったんですよね。

ただ、読んでみたいなーと思っていた作品ではありました。

 

漫画の評価は、分かれるところがあるみたいですが、

私としては十分に面白かったし、楽しかったです。

キャラの設定と会話に違和感を覚える人が多いみたいですね。

主人公二人の言動とヒロインとの関係で共感できない人もいるようです。

 

ただ、かめはめ波や舞空術のジャンプですし、

ちょっとありえない設定やキャラであっても、

私としては、ファンタジーとして受け入れました。

 

小畑健氏いわく、1巻の最後の作者コメントで

ファンタジーは一切なしとのことですが、

私としては、ファンタジーとして受け入れました。

 

約10年前の作品ですが、古さはあまり感じなかったですし、

完結している分、一気に読破できて、よかったですね。

 

気になったのは、バクマンの中で出てくる漫画、

「超ヒーロー伝説」ですね。

パーマンのような、ラッキーマンのような漫画で、

大場つぐみ=ガモウひろし説がぷんぷんしてきます。

 

個人的には、まんが道を連想させるものがありました。

バクマンは平成のまんが道を意識して描かれたのかもしれません。

まんが道も藤子不二雄のコンビでしたし、ライバルもでますし。

 

バクマンの何が良かったかといえば、

ジャンプの裏側の様子がわかるところですね。

漫画賞を狙わないといけないのはわかるのですが、

そういうふうな段取りで物事が動いていくのね、という感じです。

 

人気漫画を書きたい!という人は

読んでおいたほうがいい漫画かもしれません。

ただ、ファンタジーなので、うまくいく保証は全くないですね。

 

現実は非情である、という

ポルナレフのセリフも胸の内を去来します。

でも、ポルナレフは結局、長生きしましたよね。

バクマン第1巻の感想

1巻なのですが、ここであうか、あわないかの判断が分かれるでしょう。

主人公とヒロインの約束がちょっと現実的でないからです。

でも、すごい純愛で、ロマンチックだなとも私は感じました。

 

そして、主人公のおじさんとヒロインの母親の関係も

これまたさらに度を超えて、非現実的な設定なんですよね。

ありえないレベルの確率で、もはやファンタジーなわけです。

 

でも、青春時代に情熱を燃やして、行動するのっていいですよね。

バクマンの展開上、もはやハッピーエンドしか残されてないのですが、

それでもなお、がんばっている姿を見るのはいいなと思います。

 

私は夢を追っている主人公の姿に魅力を感じたのかもしれません。

夢を見るのではなく、夢を追うことです。

それはつまり、失敗しながら、行動していくことです。

バクマン第2巻の感想

ジャンプを発行している集英社に漫画の持ち込み。

緊迫感がありながら、現実的な描写でいいですね。

ジャンプ連載の漫画家じゃないと描けないような感じです。

私は漫画の持ち込みをする気が0ですが、興味をもちました。

 

そういえば、私が中学生の頃に、同級生がジャンプ放送局に投稿して、

投稿ネタが掲載されたと喜んでいた人がいたのを今思い出しました。

漫画っていうのは、おそらく、それの100倍以上難しいでしょうね。

 

あとは、ヒロインありの学生生活っていうのはいいですね。

ハリと潤いと安らぎを与えてくれるような気がします。

あとは、キャラの魅力って大事ですね、魅力が大事なのです。

バクマン第3巻の感想

主人公のライバルがいい活躍をしていました。

主人公たちが努力型とすれば、

ライバルの新妻エイジは天才型ですね。

 

努力も天才も両方とも、才能と言えます。

そして、友情・努力・勝利こそがジャンプの真骨頂ですね。

キン肉マンの時代からの物語の基礎のような気がします。

 

それと、夢のありかは、小さい頃のときにある、

っていうのは、良かったですね。

実は、夢というのはそんなに変わらないはずなのです。

 

もちろん、時と場合と状況により変わります。

夢も変わっていってもいいはずです。

夢は大きくしていってもいいし、成長してもいいはずです。

バクマン、おもしろいです。

というかんじで、バクマンは20巻まで続いていきます。

いや、20巻まで一つ一つ感想を書いていくのはきつくなりました。(笑)

しかも、ちょっと作業的になるような気もしますし。

 

完結している作品ですので、一気に読めてよかったですね。

また気が向いたら、順次、感想の方を書いていきたいと思います。

 

ちなみに、バクマンは実写映画化もされているんですよね。

見るのは、ちょっとなんだか怖いような気もしたりしています。

漫画には漫画の良さはありますよね。

 

おもしろいマンガだと思うので、よかったら読んでみてください。

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