羽生善治の脳トレ一手詰めを読んでみての感想

羽生九段というより、私の中では永世7冠なのですが、1手詰めの本があったので、読んでみました。一手詰めということで私には簡単でした。初心者向けなのかなーと思いつつも、そうであるなら、すべての漢字に読み仮名を振ったほうがいいかなと思いました。

 

で、後半の150ページくらいから40ページほどに羽生善治に聞く質問コーナーみたいなのがあったのですが、その中で衝撃だったのは、若い人たちに伝えたいことはありますか?という質問でした。なるほど、そう考えるか、みたいな感じでした。

 

確かに、時代は変わりますもんね。若い人が若い人なりに考えて、行動していけばいいんじゃないかなと思います。というのは、時代が変わると、いろいろなことが変わって、もはや役に立たないことがたくさん出てくるからです。

 

そして、先人と同じことをしていては、競争過多になり、共倒れっていうのもよくあることです。すみ分けるように、いろいろなことをやっていくのがいいのかなと思ったりしました。まぁ、たずねられたら、質問を返す、というぐらいでいいのでしょうね。

 

個人的には、羽生9段の50代からの再躍進を見てみたい所なのですが、どうなんだろう、ちょっと丸くなり過ぎているのかもしれないと感じたりもしました。人間、欲がなければ、行動できないと思うのですが、これ以上の欲はなんだろうかと考えるところもあり。

 

羽生九段の言葉、っていうのも掲載されているので、よかったら読んでみて下さい。簡単な言葉なのですが、胸にはっと来る言葉も私にはありましたね。読書することのメリットでしょうか、自分ではなかなか気づけないことが本の中にあったりするのですよね。

 

それと、うつ病9段もお盆の休みの時期にまた読んでみたりもしました。いい本ですね、人間、休むときには休まなければいけないというのも思いましたね。いつまでも走り続けることはできないのですよ。うつ病は脳の病気で、必ず治る病気、いい言葉ですね。ゆっくり休んで、散歩がいいです。

 

 

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