読んでみたかった染谷昌利のブログ飯という本
ブログ飯という本を知っていますか?ブログ飯という意味は、ブログで飯を食っていこう、つまり、ブログの収益で生活していこう、ということです。最近、ブロガーとかいう言葉がツイッターなどで話題だったりしました。ある意味、ブロガーってネットの記者なのかもしれません。
染谷昌利さんはアフィリエイトなどでも有名な方で、何冊も本を書いていますね。私も何冊か読んだことがあります。染谷昌利さんは誠実な文章を書く人だなーって思っています。だから、ネットの初心者から中級者、上級者まで、どんな人でも読んでおくと役に立つと思います。
ただ、ブログ飯って、2013年6月21日の発売だったので、ちょっと前の本なのですよ。ネット社会って、日進月歩、光陰矢の如しの世界なので、ちょっと時代に合わなくなってるかもなとためらっていたのですよ。約5年から6年前の本ですからね。
ところが、ツイッターを見ていると、ブログ飯がインプレスブックで無料公開されていると聞いて、早速読んでみました。祝10刷ということで、2019年3月21日まで全文無料公開されています。もし読んだことがない人で、興味がある人はぜひ読んでみてください。10刷まで印刷されるってことは、名著なのでしょう。
ネットの閲覧では読みにくいので、やはり書籍で購入する方がいいかもしれません。ざっと見るとか、パラパラ見るのは本で読んだほうが読みやすいです。それと、手元においておける状態にして、読みたいときにすぐに読めるようにしたほうがいいですね。
ブログ飯を読んでみるとわかる、専業のブロガーの作業量と思考
基本的に、ブログ飯は染谷昌利さんの視点であり、染谷昌利さんのやってきたことをまとめてある本なのですよ。だから、読んでみるとわかるのですが、染谷昌利さんは基本能力が高いです。だから、普通の人には真似ができないかもしれません。染谷昌利さんはごくごく普通のサラリーマンと謙遜していますが、ちょっと違う気がします。(笑)
しかも、そういう人が一生懸命、1年間奮闘しても、ブロガーでは芽が出ずに、諦めて妻に白旗を出すような状況に追い込まれるのです。ただし、妻はそこで鬼嫁と化して、発破をかけ、さらに染谷昌利さんを追い込んで、ようやく結果が出るというめでたしめでたしな内容です。ちょっとある意味、漫画化か、映画化した方がいいような内容ですね。
染谷昌利さんも書いてたんですけど、普通ではダメなのですよ、平凡ではダメです。突き抜ける何かの激しい情熱が必要ですね。ブログの記事を書くときも、大好きなこと、得意なこと、夢中になれること、そういうことで勝負する他ないですね。
基本的にネットの社会の競争は苛烈なので、突き抜けないと辛いですね。突き抜けるためには、圧倒的な才能や努力や時間が必要です。そして、努力を努力と思わないような姿勢も大切かもしれません。苦手なことや嫌いなことはネットでは全然勝てないなぁ、という気がします。基本的に毎日楽しんでできるようなことがいいですね。継続できることこそが才能です。
ブログ飯の染谷昌利さんの奥さんが強い
ブログ飯の最後の方のページに染谷昌利さんの奥さんが書いた文章が何ページがあるのですよ。今まで染谷昌利さんから見たブロガーの様子から一転、奥さんから見た染谷昌利さんのブログの格闘風景が書かれているのですが、それがまた赤裸々です。なるほど、こういう風景だったのかと。
奥さんのコラムを読んでみて、一言でいえば、奥さんが強いなぁ、という感想です。奥さんが強いから染谷昌利さんもがんばれたのかなぁ、という気がします。男一人だとがんばれないというか、がんばらないんですよね。染谷昌利さんと奥さんが出会った話もあるのですが、微妙にいい話でした。いい人はいい人とうまくくっつくんだなって思いました。
ブログ飯を読んでみて、個人的な感想としては、背水の陣でブロガーになるのはおすすめできないなぁ、という感じです。まずは副業からブログでお小遣いを定期的にもらっていくのがいいですね。もし、ブログとかの収益が本業の仕事の収益を上回ったら、ブロガーという職業になるのもいいかもしれません。
余裕を持って、行動していたほうが結果が出るということもありますし、普通に仕事をするというのも金銭的にも、健康的にも、精神的にも良かったりすることが往々にしてありますからね。大海原に小舟で進んでいこうとするのは、多大なる才能と努力が必要かもしれません。普通の人では失敗します、当然ながら。
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