森内俊之っていう棋士をご存知でしょうか。将棋の名人になった人でもあり、羽生善治とライバルでしのぎをけずった人でもあり、アタック25の優勝者でもあります。将棋の気風は鉄板流とかよく言われますが、私からすると不思議な人のようにも感じます。
まぁ、プロ棋士になるような人は個性的で、どこかに何かを持ってる人ですね。個性が強烈です。そうじゃないと、激しい競争の中を生きていくことはできないのでしょう、誰かの物真似だけではなく、それに加えて、自分だけの武器というものを持ち合わせないといけないのかなと。
ユーチューブにはプロ棋士の人が動画を上げていたり、アマチュアの強豪の人が動画を上げていたりするのですけど、元名人が将棋ウォーズで指導対局動画をあげてくれてるとは、なんとも贅沢というか、時代が変わったなと予感させる雰囲気です。
私、ハンデ戦をほとんどやったことがないのですが、なぜに駒落ちで勝てるのか疑問に思っているのですけど、やっぱりプロは駒の扱い方が巧みですね。プロの手にかかると、駒が自由自在に生きているように感じられます。
ざっくり観てて思うことは、上手は駒交換をされると不利なので、相手の攻撃をいなすことを心がける。何が何でも価値の高い駒と交換していく。ただで自軍の駒が取られることがないようにする。そういったことをバシバシ積み重ねていった結果の勝利でしょうか。参考になるようで、参考にならないかもしれません。
ただ、とりあえず、プロは強い、名人は強いということがよくわかりました。羽生九段は角落ちでアマ名人を倒していた動画もユーチューブにあったような気がします。なんでなんだろう、どうしてこうなった・・・みたいな雰囲気になってしまいます。ガンダムが3機のドムを一気に倒したような感じでしょうか。
フリークラスに移籍した森内九段ですが、なんと2021年将棋のレーティングがめきめき上昇しています。パソコンで将棋のAI、ソフト研究をしているらしいのですが、それが効果が上がってる雰囲気を数値上で感じられます。年齢を重ねてもいけるもんだなと思ったりもします。
ただ、そのためには今あるもの、今まで培ったものも捨てるということも必要なのでしょうね。時代は常に動いていますから、一歩先の未来を先取りするための行動が必要なのでしょう。現名人の渡辺明名人もすごいパソコンを購入したみたいで、今後はどうなるでしょうか。
将棋のレーティングを見てみると、圧倒的に藤井聡太2冠が1つ飛びぬけていますね。今年度中に5冠になる可能性も噂されていて、ホントにそうなのだろうかと、ひしひしと恐怖に似た何かを感じていたりしますね。羽生7冠の再来、というか、それ以上のものも来るかもしれません。
こういう動画は誰得なんでしょうね。いや、食べてる人も見てる人も得するかもしれません。なんというか、森内先生の人柄が伝わってくるいい動画ですね。あと、すしざんまいの社長が来てるのもいい感じかもしれません。ホッと息抜きにいい感じですね。
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