新版恋愛工学の教科書（ゴッホ）を読んでみての感想

この恋愛工学の教科書という本は男性向けの本です。特に、理系の頭で考える論理系の男性向けですね。人類史とかの歴史好きの人にも向いているかもしれません。恋愛って、どうすればいいのかを膨大な経験を元に体系化したものですね。恋愛に成功するための行動理論です。

理論ということは、実践しない人には無意味です。理論に基づいた行動をすることが重要です。でも、人って、知らないことは行動がなかなかできないので、この本を読んで、まずは理論を頭の中に入れておくことが重要ともいえます。まずはどんなことでも知ることから始まるのですよ。

男性って、基本的には女性のことが分かりませんよね。なぜなら、男性と女性は別物だからです。同様に、女性も男性のことが理解できないところがあると思います。その分からないの溝を埋めるための本がこの本なのですよね。ちなみに、この本は男性から見た女性の恋愛理論です。

たとえば、女性は優しい人が好き、とかよく言うじゃないですか。そういうのって大体、的を射ていないのですよね。基本的に、あんまり男性は女性の言葉を真に受けちゃいけないのですよ。ネットとかでもよくにネタになっていますが、男性が女性の気持ちを当てるのは至難の業です。

ということで、結婚する前に、いろいろと女性を理解するために、この本を読んで、女性と交流するのもいいかなと思います。ただ、ドツボに入っていくのも微妙なところがあります。しかし、人生でやりなこしたことはないよう、悔いなく生きるのがいいですね。

大事なことは、最初から成功しようとしないことです。普通、人が何か新しいことに挑戦するときは、失敗するのが当然です。恋愛に失敗して、涙を流すほどの悲しい目にあえば、人生、生きているなぁ、って気がするのではないでしょうか。それが人生の醍醐味です。

できれば、結婚する前の独身時代に読んでおきたい本です。あんまりドツボに入ると、女性からもてるけれども、なんだか幸せではない状態になってしまうかもしれません。正直なところ、遊び飽きたという状態になれれば、成功ではないでしょうか。

あなたがもてることによって、あなたは幸せになれるかもしれませんし、さらにいえば、周りの人をも幸せにできるかもしれません。大切なことは、一歩ずつ幸せに近づいていこうとする意志なんじゃないでしょうか。簡単なことではなく、難しいことかもしれませんが、楽しいことかもしれません。