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将棋ウォーズが始まる前、相手の得意戦法に鬼殺しの不穏な文字が表示されました。で、警戒していると、やっぱり７７桂馬と跳んできて、鬼殺し戦法ですね。しかし、最近、なんとなく鬼殺しの対策を暗記していました。なんか、昔、鬼殺しという戦法をまったく知らなかったとき、やられたみたいなんですよね。
鬼殺しっていうのは、アマチュアならではの奇襲戦法で、知っていれば、対応できるし、知らなかったら、対応できずに苦戦するかも、という戦法です。プロではまったく指されないので、対応策が完璧にあるというわけですね。ちなみに鬼殺しは、桂馬と角でどんどん攻めていく戦法です。まずは６４歩と突き、相手の桂馬が６５に跳ねるのを阻止します。
そして、飛車側の金がまっすぐ上がっていけば大丈夫です。鬼に金棒という言葉がありますが、鬼殺しにはまっすぐ金を立たせるというのが鬼殺しの対策です。２２の銀には飛車の紐がついていますし、保険として７１の銀は移動させずに飛車に紐をつけておきます。まずは相手の攻撃を受けることが重要です。
相手がいろいろな策を使ってきて、銀と金の両取りの角を打ってきました。おそらく、鬼殺しに慣れているのでしょうね。ちょっと悩んだのですが、６２飛車と移動させました。タダで金か銀を取られるよりは、飛車角交換の方がいいですよね。飛車を取られても、打ち込む場所があまりないなという判断もありました。
相手の持ち駒は飛車だけです。しっかり守って、反撃開始です。角を打って、２７に成るか、飛車と交換するかの２択です。相手は居玉なので、やられるときはあっという間にやられる陣形です。この時点で、評価値はこちらが１４００点ほど有利です。桂馬と歩２枚得してるのと、陣形がこちらの方がいいです。
相手の攻撃がたいしたことないので、飛車を打って、カウンターです。最近、気づいたのですけど、王手をすると、一手得するような気がします。まぁ、この場合は香車も取れて、飛車がなれるので、もっと得をしているのですが。それと、王手をすればいい、というわけでもないのが将棋の難しいところです。
王手金取りです。もう、これは厳しいですね。２８に王様が逃げれば、まだ詰みはないですが、戦力差がもうだいぶ大きいですね。この時点で、私の評価値が５０００点ぐらいいいです。鬼殺しははじめに受けきれば、駒得をしているはずなので、あとはカウンターでガリガリ攻めていけばいいですね。
ということで詰みです。最近、詰め将棋が調子よくて、将棋クエストで実戦詰め将棋が初段になれたりしました。いや、１級に落ちることもしばしばなのですが。するとどうでしょう、実戦でもかなり見えるのですよね、これは詰みだとか、まだ詰まないなぁ、とか。ということで、詰め将棋の練習もお勧めです。
keiii0140さん、対局ありがとうございました。
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